ソウル裏の歩き方

普通のガイドブックにちょい足し… 韓国旅行に 『ソウル裏の歩き方』(彩図社1500円) をどうぞ

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スパレックス(Spa Rex)チムジルバンとゲロ禁止のフュージョン料理居酒屋

 
地下鉄東廟駅前のくすんだ雑居ビル。廃墟のように閑散としていて、テナントもほとんど死んでいますが、エレベーターで12階まで上がると、そこだけ異常に活気があって繁盛しています。

スパレックス(東大門)SpaRex

ビル12階では、汗蒸幕(ハンジュンマク)、サウナ、大浴場完備のチムジルバン「スパレックス」が絶賛営業中なのでした。東大門にも同じ店がありますが、こちらの店舗は日本人と会うこともほとんどないし、客は近所のおっちゃんみたいな人ばかりだから、銭湯気分で気軽に利用できます。料金は7000ウォン~。フロントのおばちゃんも親切です。

ソウル東廟の裏路地居酒屋

このあたりの裏路地は、ごちゃごちゃしていてバンコクのヤワラーみたいな雰囲気ですが、こんな店もありました。

韓国フュージョン料理レストラン@ソウル2013

店の入口や壁にいくつも付いていたこのマーク。「店先でゲロ吐くな!」という意味かと思いましたが、韓国らしい「フュージョン料理」居酒屋の、「嫌な目にあっても、くじけず飲もうぜ!」みたいな宣伝看板らしいです。
 

ソウルのデパ地下行列店のシュネバーレンが屋台では1000ウォン引き

 
江南の高速バスターミナル

江南の高速バスターミナルに行ったついでに、すぐ隣の新世界デパートの地下食品街をのぞくと、江南マダムの行列ができている店がありました。

がんこおやじの握りこぶしみたいなドイツの揚げ菓子シュネバーレン(シュニバルレン)の店です。なんでこんな原始的な味のお菓子が急にブームになったのか、韓国の甘党もワケわかりません。これ、デパートでは1個3500ウォンですが、明洞の屋台のぱちものなら3000ウォンほど。


新世界デパート地下のシュニバルレンが明洞などでは屋台売り

東大門から東廟のほうに延びる道に出ていた写真の屋台では、1個2500ウォンでした。手前に置いてある木のハンマーで叩き割って食べます。タイのセパタクローのボールをチョコやシナモンや粉糖でコーティングしたみたいな雰囲気。
 

ソウル国際マラソン2013(鐘路で公務員ランナー川内優輝選手を探す)

 
日曜に開催されたソウル国際マラソン2013。東大門のあたりから鐘路タワーの辺までぶらぶら歩きながら、日本の公務員ランナー川内優輝選手を探しましたが、時代劇とか黄色いタコとか、週末山登りの好きそうなおっちゃんばかり。エリート男子グループはとっくに行っちゃった後でした。お昼にソルロンタンを食べた店の主人も、「日本人がんばってたなー」と話しかけてきましたが、適当に返事していると、マラソンの話からどんどんはずれ、「よく吠える犬は噛まない」という北朝鮮論が始まるのでした……。

ソウルマラソン2013

http://seoulmarathon.jp/
2013.3.17 ソウル国際マラソン 
天候:薄霧 気温:9.3℃ 湿度:46%
風速:1.9m/s  気圧1017.7hPa
エリート男子結果
1位 2:06:59 Frankiline Chepkwony /ケニア/
2位 2:07:11 Shumi Dechasa Leche /エチオピア/
3位 2:07:26 Seboka Dibaba Tola /エチオピア/
4位 2:08:14 川内 優輝/日本/

2013ソウルマラソン公務員ランナー川内優輝
 

キム・ヨナ世界選手権優勝で韓国ソウルのテレビ番組は……CMの女王

 
カナダで行われていたフィギュアスケートの世界選手権。女子シングルでは2010年バンクーバー冬季五輪金メダリストのキム・ヨナ(金妍児 22=韓国 高麗大)がフリー「レ・ミゼラブル」で優勝。浅田真央(22=中京大)は3位。ソウルの安宿には部屋に不釣り合いなほど巨大な壁掛けテレビがありましたが、しつこいほど何度も優勝演技を放送していました。

金妍児キムヨナのコマーシャル

ニュースではキム・ヨナの経済効果というか「CMの女王」ぶりも詳しく伝えていて、牛乳やら柔軟剤やら生理用ナプキンやら……韓国国民の妹、相当稼いでるみたいです。CM出演料1本7000万円(?)という真央たんといい勝負?

キム・ヨナTVCM
 

バンコクジャパニーズ列伝 文庫版

 
『バンコクジャパニーズ列伝』文庫版

タイに移住して商売を始めたい、バンコクでお店を開きたい……そんな夢を抱く後輩たちのために、バー・ウッドボールのとっぴーさんが体験談を披露! さらに、外こもりの神・ふくちゃんも降臨!ホームレスから奇跡の復活を果たした壮絶な半生を振り返り、生きづらい日本を捨て海外ニートとなる日本を降りた若者たちの実態をなまなましく語ってくれます。

皿井タレー著バンコクジャパニーズ列伝

<初版内容紹介より>

死体マニアT氏が体当たり……あまりにワイルドなラチャダの夜!秘蔵現場写真も収録/アメックス片手にバンコクのゲイスポットに斬りこむ、ミスターゴメオHGのゴーゴーボーイ秘話/紳士の日記「Gダイアリー」「アジアの雑誌」ファン必見!オカマアイドルの表と裏/「ガキのころは悪かったでえ。逮捕されて京都じゅうの留置所、全部入ったんとちゃうか」/カテゴリー5の性欲最終兵器、淫乱キャラで名高い日本人女性が吠える!/オタクの生き様、オコゲの花道……コスプレ専門誌「COSMODE」編集長の夜明け前

個性あふれるバンジャパのみなさんが、他にもまだまだてんこ盛り! 旅のヒント・長期滞在のノウハウから、身の上・身の下話まで、惜しみなくぶちまけます。タイ好きさん・アジア好きさんはもちろんのこと、日本でなんとなく行き詰まってる人、毎日退屈でつまんないという人に、心をこめてお届けします。

『バンコクジャパニーズ列伝』 ~いろいろあってバンコクにいます~
・ソイトワイライトの教養あふれるハードゲイ―段田達雄さん
・日泰英混成バンドFUTONでユースシーンを席巻―モモコさん
・祇園ホステスの敗者復活戦―犬巻カオルさん
・おこげライフとオタクの花道―滋野真琴さん
・ぬぷぬぷ美少女系漫画家はドMスポーツがお好き―猫島礼さん
・夜のハッスル風俗スポットを実況中継する男―秋本恭さん
・種馬ぼっちゃんとタイスキ晩餐会―杉ヒロ子さん
・バンコクで見つけた男として生きる道―一瑳さん
・ニューハーフアイドル誕生物語inバンコク―山崎つかささん
・ムエタイマニア、カオサンに沈む―本庄みさきさん
・死体求めて三千里―高田胤臣さん
・ブッダに惚れた男―藤川清弘(チンナワンソ)さん
 

新刊『韓国ソウル裏の歩き方』のお知らせ

 
韓国人女子大生

アングラ観光スポット、場末温泉マーク施設、おしゃれエリアの整形ストリート、ゲテモノB級グルメ、風営法後の現地風俗最新情報に、下町のモーテル・商人宿から江南のビジネスホテルレポートまで etc.

韓流マニアも嫌韓ネトウヨさんもよっといでと、健全ネタも暗黒データもぎっしり詰め込んだ体験型個人旅行ガイド『ソウル裏の歩き方』(彩図社)の内容紹介はこちらでどうぞ(^^)


拷問博物館


 

仁川、金浦、釜山、済州空港で外国人旅行者に指紋採取・顔写真撮影

 
「韓国 / 2012年1月より、外国人渡航者を対象に指紋採取・顔写真撮影を義務付け」
 (2011年12月28日) http://www.otoa.com/news_detail.php?id=21206
 17歳以上の外国人ツーリストは、全員、入国審査で指紋採取と顔写真撮影をされることに。仁川、金浦、済州、釜山国際空港で、2012年1月から実施するって。
 入国審査にすごく時間がかかったら、腹を撃たれて腸が出てるときなんか、とっても困りそう……。あ、写真のようなB級観光地が好きな人はコチラもどうぞ~。

韓国ソウルのB級観光スポット
 

全区間開通した空港鉄道A'REXでソウル駅へ…仁川インチョンからのアクセス

 
 というわけで、2011年2月、朝晩はきっちり氷点下になるソウルの街を、常夏の国から再訪。開ききった毛穴に寒さがしみる。
 仁川国際空港からエアポートバスでソウル中心に向かうレポートは別項に書いたとおりだが、今回は2010年12月29日に「仁川空港-金浦空港-ソウル駅」の全区間が開通したばかりの空港鉄道"KORAIL A'REX"に乗ってみた。

 仁川空港ターミナルからAREXの乗り場までは、かなり歩かねばならなかった。荷物が多い人には苦行だし、時間帯によっては、人の姿がない寂しい連絡通路をとぼとぼ移動せねばならず、初めての旅行者は不安になるかもしれない。なんとかたどり着いた改札口周辺の近未来的デザインも、やたら寒々しい。

F01.jpg


 仁川空港からソウル駅まで、コミューターという各駅停車タイプのAREXに乗れば50分強、エクスプレスという急行タイプだと40分強で着く。所要時間は10分しか違わないのに、料金は3倍以上も違うので、迷わず片道3800Wのコミューターをチョイス。乗車券販売機も、改札も、コミューターとエクスプレスは別になっているので注意が必要だ。
 ちなみに、AREXもソウル市内の地下鉄も、2009年から切符が再利用できるプラスチックカードに切り替わっている。そのため、自販機でこの切符を購入するときには、運賃にカードの保証金500Wを加算した金額を投入しないといけない(自販機はタッチパネルで日本語表示に切り替えられるので、その指示に従えばよい)。目的地に着いて改札を出てから、"REFUND"と書かれた機械にカードを挿入して返却すれば、500Wが払い戻される仕組みである(ICチップ内蔵のチャージ式T-moneyカードについては別項に書いたが、2、3泊しかしない短期の旅行者なら、毎回リファンドする通常のシングルタイプカードで十分だと思う)。

G01.jpg


 夜遅かったせいか、AREX車内はがらがらで、快適といえば快適、つまらないといえばつまらなかった。
 ソウル駅到着後、予約している宿の最寄り駅まで地下鉄で移動するため、AREXから地下鉄に乗り換えた。これがまた長い。異常なほど地下深い場所から、長い長いエスカレーターを乗り継ぎ、寂しい場所を歩く歩く。正直げんなりだ。
 確かにAREXそのものは快適だが、乗換えの手間等を考えると、目指す宿のそばにエアポートバスの停留所がある場合は、バス利用のほうがむしろ楽かもしれない。AREXと違って、バスには渋滞にはまる心配があるけど……。


[地図:ソウル明洞(ミョンドン)駅周辺] 

より大きな地図で ソウル明洞(ミョンドン)駅周辺 を表示
    

 到着したのは夜遅い時間だったが、繁華街ミョンドンへ。まつげの重そうな日本人丸出しメイクの若い女の子連れが目立つ。都心部には、以前よりもファストフード的な安い韓国料理の店が増えているような気がした。
 日本の牛丼チェーンに相当するキムパップ(韓国式海苔巻き)チェーンは、元々街中いたるところにあるが、それをおしゃれにしたような「スクールフード」、鉄板でモヤシとバラ肉を焼く「コンブル」などが、学生っぽい韓国人客でにぎわっている。冷麺を頼むと「ただで焼肉がついてくる」と看板に書いているお店もあった。これらの店は本当に5000W程度でおなかいっぱいになるわけで、デフレ日本も顔負けの安さだ。

 1、2年の間で、店自体の入れ替わりも結構あって、前回滞在時にお気に入りの定点観測スポットだった目抜き通りの「カフェ・パスクーチ」は、カジュアルコスメの「ネイチャー・リパブリック」にとって代わられ、かたつむりクリームが並んでいた。上の階のテナントは、日本人常駐の「ミュージックコリア」というK-POP・CDショップになっている。
 過去に訪問したことのあるレストランや食堂、ガイドブック常連店などもあちこちのぞいてチェックしたが、新村の立ち食いドラム缶カルビなど一部の例外を除いて、一品あたリ1000W前後値上げしている店が多かった。

 鶏丸ごと一羽を金ダライにぶちこむ東大門の「チンハルメ・タッカンマリ」なんか、しゃらっと3000Wも値上げしていたが、しめにうどんを投入しようと注文したら、店主のおやじがすうっと近づいてきて、「ワイタライレテナナフンマツ」と、一本調子の日本語を耳元でささやいてくれた。
 そうか、火を強くして沸かし直した鍋にうどんを入れ、7分待ってから食うんだな……。人気の有名店は、値段だけでなく、お得意さんである日本人対応能力もアップしているようだ。
プロフィール

皿井タレー(皿井垂)

Author:皿井タレー(皿井垂)
2015年の新刊『映画の中の奇妙なニッポン』もよろしく!

1996年末から暮らし始めたタイでの日々は、『バンコクジャパニーズ列伝』『バンコクで外こもり!』などの著書や『バンコク裏の歩き方』『さわやかタイ読本』『もっと好きになっちゃったバンコク』などの共著書で


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